丸月インタビュー『これまでの活動〜曲作りについて』Part.2 | 丸い月の下

2021/10/21 15:34


ヒロユキさんはアレンジをどうやって勉強とかしたんですか?

 

ヒロユキ

勉強したって事はあんまりないですかね。多分カバーバンド、コピーバンドをとにかく広いジャンルやってきたような気がします。それがアレンジのパーツを増やすことにつながって、それらを自分の中の引き出しにいっぱいストックしてある。丸月の作曲活動の中では、アキノが伝えてくれるイメージに、どの引き出しが一番しっくりくるか、イメージにつながるかを考えてます。

 

 

ところでバンド名の由来は?

 

アキノ

最初のライブで告知するにあたりバンド名が必要になりました。どんな名前がいいか考えるにあたって、まず日本語がいいなって思ってました。あと、まるっこい感じ。そしてバンド名らしくないバンド名がいいなと。既存曲からもヒントを探してみました。今ではあまり演奏してないですがピッタリハマった曲があり、それが「丸い月の下」。

 

ヒロユキ

初ライブ後のことはあまり考えてなかったので、とりあえず!的に決めたような気がする。でもその後続けていくとファンの皆さんから”丸月(まるつき)”!と呼んでくれるようになり、愛着が湧いてきました。

 

 

初ライブ後はどんな活動を?

 

ヒロユキ

多い時は毎週ライブやってたことも。大倉山のマディーズやSonglines、渋谷のループアネックス、グラフティなど、丸月を気に入ってくれてよくお誘いいただきました。

 

アキノ

マディーズはその中でも雰囲気が異なるライブバーで、東京方面のお客さんたちによく驚かれるけど、みなさん気に入ってくれます。いろんな場所で演奏できたので、鍛えられたし良い経験をさせてもらえました。演奏する場の雰囲気やキャパによってデュオなのかバンドスタイルなのか変えていました。

 

 

丸月のファンは、2人が作るベーシックな世界観が好きな人もいますが、バンドスタイルのファンもいると思います。バンドスタイルの場合どうやってアレンジしたりするんですか?

 

ヒロユキ

先にデモ音源を送って予習してもらうことがほとんどです。2人で演奏したデモや、打ち込みでドラム、ベース、ギターなどのイメージを作って渡すこともあります。イメージ渡しても、それ通り弾いてくれないアマノジャクな人もいますが(笑)、それも面白い。

 

アキノ

10年間色んなミュージシャンにサポートいただきましたが、みんなそれぞれの個性があって、そのときどきで丸月のサウンドは違いますね。でも変な方向にいってしまうこともない。みなさん丸月の世界を尊重してくれてたんだと思います。

 

ヒロユキ

時期によって例えばドラムのサポートミュージシャンが変わったとして、そんな時は、そのドラムの人のスタイルや音楽性に合いそうな曲をセレクトしたりします。そうすると、いままであまり演奏してこなかったような曲が、新たに脚光を浴びることもあります。

 

アキノ

そうですね。バンドスタイルでは、出来ることや夢が広がります。 



 

そんな丸月のライブ。ファンの皆さんはその世界感にどっぷり浸っているという感じを受けますが、どんなことにこだわりを持っていますか?てか、MC長くない?笑

 

アキノ

これでも短くなったんですよ(笑)

 

ヒロユキ

ワンマンで2時間予定のライブが、3時間半になったことも(笑)。その後ご予定あった方すみません。

 

アキノ

MCが長いのには訳があるんです。あるとき、曲について聞きたい!というリクエストをもらいまして、詩の意味するところや曲のエピソードなどを話すようになりました。そこらへんからです長いのは。

 

ヒロユキ

MCが楽しいという声も聞くよね。で、その流れでシリアスな曲をいきなり初めてみたり(笑)。そのギャップも楽しんでます。

 

アキノ

私は歌ってるときは、できるだけお客さん一人ひとりの目を見ることを心がけています。楽しい曲や、頑張ろうって思える曲とか、来てくれたお客さんに共感してくれるといいなと思ってますし。

 

ライブ会場がひとつに、完全に丸月の世界観というか空気になってると感じます。

 

アキノ

そう感じてもらえると嬉しいです。MCは曲紹介という目的もありますけど、お客さんにできるだけ構えずに、曲や演奏をスーッと感じてもらいたい、今日来てくれたお客さんと一緒に丸月の世界に入ってきてもらいたいという思いもあるんです。私たちが表現したい音楽をできるだけ、素直に届けたい、伝えたい。MCでスベったり、泣き出しちゃったりしますけど、あえてかっこつけすぎず、丸い月のウラもオモテも見て楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

ヒロユキ

アキノを中心にライブ会場全体にそういう一体感ある空気ができると、良い意味でミュージシャンのなかに緊張感も生まれる。丸月の音楽はガッツリ設計された音楽と思うひともいるかもしれませんが、来てくれるお客さんや場所、その時の空気で一期一会の演奏になります。それがセットになって丸月の世界感であり、魅力なんだと思います。


毎回見逃せないんですね!次のライブが楽しみです。


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